QRコード作成ツール
URL・テキスト・Wi-Fi・連絡先からQRコードを作ります。入力した内容はサーバーに送らず、すべてブラウザの中で計算します。有効期限も転送サーバーもない、そのまま読み取れるQRコードです。
入力した内容は送信されません。 QRコードの計算はこのページを開いたブラウザの中だけで行われます。Wi-Fiのパスワードや連絡先を、他人のサーバーに預けずにQRコードにできます。
読み取った人がそのまま接続できます。パスワードはQRコードの中に平文で入るため、貼り出す場所には注意してください(この点はどのQR作成ツールでも同じです)。
読み取るとメールの作成画面が開きます。件名と本文の日本語は1文字が9文字ぶんに膨らむ決まりのため、長く書くとコードが急に大きくなります。
内容を入力すると
ここにQRコードが出ます
- 型番
- —
- 一辺
- —
- 誤り訂正
- —
- 符号化
- —
高いほど汚れやロゴに強くなりますが、そのぶんコードが大きくなります。迷ったらMのままで構いません。
ロゴを置くと、その部分は誤り訂正で補われます。訂正できる量を使い切る大きさになると警告します。
- 内容が長すぎてQRコードに入りません。1つのQRコードに入るのは最大で約2,900バイト(日本語なら約1,000文字)です。
- 余白を規格の4モジュールより狭くしています。読み取り機がコードの範囲を判断できず、読み取り率が落ちます。
印刷サイズの目安
いま作っているコードを紙に刷るときの一辺です(余白を含む)。1モジュールが0.4mmを下回ると、家庭用プリンタでは四角が潰れて読めなくなります。
| 1モジュールの大きさ | 必要な一辺 | 目安 |
|---|---|---|
| 0.25mm | — | 小さすぎる(印刷では読めない) |
| 0.4mm | — | 最小限。名刺の隅など |
| 0.5mm | — | 実用的。名刺・チラシ |
| 0.75mm | — | 実用的。名刺・チラシ |
| 1mm | — | ポスター・掲示物 |
使い方
- 種類(URL・テキスト・Wi-Fi・連絡先・メール)を選び、内容を入力します。入力した瞬間にQRコードができます。
- 必要なら誤り訂正レベル・色・余白・中央のロゴを設定します。読めなくなる設定を選ぶと、その場で警告が出ます。
- ロゴを入れる場合は、誤り訂正をどれだけ使うかを見ながら大きさを決めます。余裕が無くなると警告が出ます。
- 画面用ならPNG、印刷や名刺・チラシに使うならSVGで保存します。SVGは拡大しても輪郭がぼやけません。
無料で作ったQRコードが、ある日読めなくなることがある
QRコード作成サービスの中には、入力したURLを直接コードにせず、 そのサービスのドメインを経由する転送用のURLをコードにするものがあります。 「あとからリンク先を変更できる」「読み取り回数を集計できる」といった機能は、 この仕組みによって成り立っています。
便利な半面、代償があります。転送を担っているのは他社のサーバーなので、 そのサービスが終了したり、無料プランを打ち切ったりした時点で、 印刷済みのQRコードがすべて機能しなくなります。 名刺・チラシ・商品パッケージ・店内の掲示物のように、 刷ってしまうと回収できないものに使っていた場合、打つ手がありません。 無料プランに「30日間のみ有効」「読み取り500回まで」といった条件が 小さく書かれていることもあります。
このツールが作るのは静的なQRコードです。 入力した内容そのものが模様として記録されているため、途中に誰のサーバーも挟まりません。 このサイトが将来なくなっても、作ったQRコードは読み取れ続けます。 有効期限も読み取り回数の上限もなく、商用利用も自由です。
裏を返せば、印刷後にリンク先を変えることはできません。 変更の可能性があるなら、自分で管理しているドメインに転送用のページを1枚置き、 そのURLをQRコードにしてください。転送先は自分でいつでも変えられて、 他人のサービスの都合に左右されません。
Wi-Fiのパスワードを、QR作成サイトに入力していませんか
来客用のWi-Fiを貼り出すためにQRコードを作る、という使い方は一般的になりました。 ただ、その手順をよく見ると奇妙なことが起きています。 パスワードを他人のサーバーに送信して、そのお返しに画像を受け取っているのです。
QRコードの生成は、文字列を決められた規則で模様に変換するだけの計算です。 通信も、外部の情報も、特別な処理能力も必要ありません。 つまりパスワードや連絡先を手元から出す理由が、そもそも1つもない。 このツールはページを読み込んだあと、通信を切っても動作します。 入力欄に何を書いても、その内容がネットワークに出ることはありません。
なお、これはツールの選び方の話であって、QRコード自体の安全性とは別です。 Wi-FiのQRコードには、パスワードがそのままの文字列で入っています。 読み取れば誰でもパスワードを見られるので、貼り出す場所は考えてください。 連絡先QRコードも同じで、名刺に刷れば渡した相手全員がその情報を持ちます。
読めないQRコードの原因は、たいてい3つのどれか
QRコードが読めないという相談の原因は、中身の誤りより 小さすぎる・余白がない・色に集中しています。どれも作った時点では気づけません。
1. 小さすぎる
QRコードは細かい四角(モジュール)の集まりで、 1モジュールが0.4mmを下回ると家庭用プリンタでは潰れます。 注意したいのは、中身が長いほどモジュール数が増える点です。 同じ2cm角に収める場合でも、短いURLなら1モジュールが0.7mm確保できるのに対し、 長いURLでは0.3mmしかなくなる、ということが起こります。 「QRコードを小さくしたい」とき、実際に効くのは画像の縮小ではなく中身を短くすることです。 このページの「印刷サイズの目安」は、いま作っているコードで必要な一辺を表示します。
2. 余白(クワイエットゾーン)がない
QRコードの規格では、四辺にモジュール4個分の余白を空けることが決められています。 読み取り機はこの余白を手がかりにコードの範囲を判断するためで、飾りではありません。 枠線で囲む、背景の写真を余白にかける、文字を隣接させる、 紙の端ぎりぎりに配置する——いずれも読み取り率を落とします。 デザインの都合で削られやすい部分ですが、ここは削れない場所です。
3. 色を変えた
前景と背景の明暗の差が小さいと、印刷やカメラの条件次第で読めたり読めなかったりします。 さらに危険なのが明暗の反転で、 背景を暗く、模様を明るくしたQRコードは、反転に対応していない読み取り機では読めません。 スマートフォンの標準カメラの多くは反転にも対応していますが、 店頭の決済端末や業務用のハンディスキャナは対応していないことがあります。 このツールは選んだ配色の明暗比を計算し、反転や差の不足を警告します。
ロゴを重ねてよいのは、どこまでか
QRコードには誤り訂正の仕組みがあり、一部が汚れたり隠れたりしても復元できます。 中央にロゴを置けるのはこのおかげです。ただし、 誤り訂正の割合いっぱいまで隠してよいわけではありません。
最も強いレベルHで復元できるのは全体の約30%ですが、その全部をロゴで使ってしまうと、 印刷のかすれ・紙の折れ・カメラの反射に対する余裕がゼロになります。 隠すのは面積の15%程度(一辺の40%以内)にとどめ、 残りを実使用での劣化に回すのが安全です。 また、三隅の大きな四角(位置検出パターン)は絶対に隠さないでください。 ここはコードの位置と向きを見つけるための目印で、誤り訂正の対象外です。
ただし「面積の何%まで」という目安には、実は根拠として弱いところがあります。 QRコードの誤り訂正はブロックごとに独立していて、 直せるのは1ブロックあたり誤り訂正コード語の半分までです。 中央のロゴは一部のブロックに集中して当たるため、 全体の面積では余裕があるのに、特定のブロックだけ限界を超えることが起こります。
そこでこのツールは、面積比ではなく実際に隠れるコード語を数えています。 データを模様に配置するときと同じ順序をたどってロゴの下に入るコード語を特定し、 ブロックごとに集計して、最も影響の大きいブロックが訂正能力のどれだけを使うかを判定します。 訂正能力の半分を超えると警告が出ます。残りの半分は、印刷のかすれ・紙の折れ・ カメラの反射といった実使用での劣化に取っておくためのものです。 なお対応しているブラウザ(Android の Chrome など)では、 できあがったコードをブラウザ自身に読み取らせて確かめるボタンも表示されます。
日本語のQRコードは、詰め方で大きさが変わる
QRコードには文字の詰め方が複数あり、内容によって使い分けられます。 数字だけなら1文字あたり約3.3ビット、英数字(大文字)なら5.5ビット、 それ以外は1バイトあたり8ビットです。そして日本語には 漢字モードという専用の詰め方があり、 ひらがな・カタカナ・漢字を1文字13ビットで格納できます。
日本語をそのままバイトとして入れると1文字24ビットかかるので、 漢字モードを使うとほぼ半分になります。 たとえば「株式会社ブラウザ道具箱 営業部 山田太郎」をQRコードにすると、 バイトとして入れた場合は33モジュール角になるのに対し、 漢字モードなら29モジュール角で収まります。 同じ紙面に印刷するなら、モジュールが少ないほど1つ1つが大きくなり、読み取りやすくなります。
JavaScriptで書かれたQRコード生成ツールの多くは漢字モードを実装しておらず、 日本語をすべてバイトとして扱います。このツールは文字ごとに最適な詰め方を計算し、 日本語の部分だけ漢字モードに切り替えます。 ただし機種依存文字(①や髙など)は漢字モードに載せません。 これらはバイトの並びとしては漢字モードの範囲に入るものの、 読み取り機が持っている変換表によっては別の字になるためです (どの文字が該当するかは機種依存文字・見えない文字チェッカーで調べられます)。
同じ理屈がURLにも当てはまります。英数字モードは大文字しか扱えないため、 小文字が1つでも混ざるとバイトモードに落ちます。 URLのスキームとドメインは大文字小文字を区別しないので、 そこだけ大文字にすると同じリンク先のままコードを小さくできます。 「https://browser-toolbox.com/」の場合、そのままだと29モジュール角ですが、 大文字にすると25モジュール角になります。 街頭のポスターに刷られたQRコードのURLが大文字であることが多いのは、これが理由です。 URLの入力欄の下にあるチェックボックスで切り替えられます。
このツールの作り
QRコードの生成は、入力をビット列に詰める → 誤り訂正符号を計算する → 決められた順序で模様に配置するという手順です。 このツールはこれをすべてページ内のJavaScriptで実装しており、 外部のライブラリもサーバーも使っていません。 規格(ISO/IEC 18004)に載っている検証用の値と一致することを自動テストで確認しているほか、 組み立てた模様をプログラムから読み返して、元の入力に戻ることも検査しています。
印刷に使うならSVGでの保存をおすすめします。 SVGは図形の情報をそのまま持つ形式なので、名刺サイズからポスターまで どれだけ拡大しても輪郭がぼやけません。PNGは画面表示やSNS投稿向けです。
関連するツール
QRコードを貼り込んだ画像の大きさを整えるなら画像リサイズ・圧縮ツール、 必要な部分だけ切り出すなら画像のトリミング・切り抜きツールが使えます。 印刷用に配布する資料は画像をPDFにまとめるツールで1つのファイルにまとめられます。 QRコードに入れる文字に使えない記号が混ざっていないかは 機種依存文字・見えない文字チェッカーで確認できます。 いずれも入力内容やファイルをサーバーに送らず、ブラウザ内で処理します。
よくある質問
入力した内容はサーバーに送信されますか?
いいえ。QRコードの計算はすべてこのページを開いたブラウザの中で行っており、入力した内容がネットワークに送信されることは一切ありません。ページを読み込んだあとは通信を切っても動作します。Wi-Fiのパスワードや連絡先、社内向けのURLをそのまま入力しても問題ありません。多くの無料QR作成サイトは入力内容をサーバーへ送って画像を生成しているため、この点が根本的に違います。
作ったQRコードに有効期限はありますか?商用利用できますか?
有効期限はありません。このツールが作るQRコードは、入力した内容そのものが模様として記録されている「静的」なQRコードで、どこかのサーバーを経由しません。したがってこのサイトが将来無くなっても、作ったQRコードは読み取れ続けます。商用利用も自由です(印刷物・商品・名刺・掲示物いずれも可)。利用登録も報告も不要です。
作ったあとで、リンク先を変更できますか?
できません。QRコードは内容そのものを模様として記録しているため、印刷したあとに中身を差し替えることは原理的にできません。あとで変更する可能性があるなら、自分で管理しているドメインの転送用ページをQRコードにして、その転送先をあとから変える方法をおすすめします。無料の短縮URLサービスを使うと、そのサービスが終了・有料化したときにQRコードごと使えなくなります。
印刷するとき、どのくらいの大きさが必要ですか?
1モジュール(コードを構成する最小の四角)が0.4mm以上になる大きさが目安です。家庭用プリンタではこれより小さいと四角が潰れて読めなくなります。たとえば21モジュールのQRコードで1モジュールを0.5mmにすると、余白を含めて14.5mm角になります。このページの「印刷サイズの目安」に、いま作っているコードに必要な大きさを表示しています。入力内容が長いほどモジュール数が増え、同じ紙面では1モジュールが小さくなるので、印刷物に使うQRコードは中身を短くするほど有利です。
QRコードの周りの余白は必要ですか?
必要です。QRコードの規格では、四辺にモジュール4個分の余白(クワイエットゾーン)を確保することが決められています。読み取り機はこの余白でコードの範囲を判断するため、枠線で囲んだり、背景の写真や文字を余白部分にかけたりすると読み取り率が大きく落ちます。このツールは既定で4モジュールの余白を付けて保存します。
中央にロゴを入れても読み取れますか?
QRコードには誤り訂正の仕組みがあり、一部が隠れても復元できます。ただし誤り訂正はブロックごとに独立していて、直せるのは1ブロックあたり誤り訂正コード語の半分までです。中央のロゴは一部のブロックに集中して当たるため、全体の面積では余裕があるように見えても特定のブロックだけ限界を超えることがあります。このツールはロゴの下に隠れるコード語を実際に数え、最も影響の大きいブロックが訂正能力の半分を超えたら警告します。残り半分は印刷のかすれや汚れのために残しておく必要があるためです。
色を変えたQRコードは読み取れますか?
暗い色を前景(模様)、明るい色を背景にして、両者に十分な明暗の差があれば読み取れます。危険なのは明暗の反転で、背景を黒くして模様を白くしたQRコードは、反転に対応していない読み取り機では読めません。また色の差が小さいと、印刷やカメラの条件によって読めたり読めなかったりします。このツールは選んだ配色の明暗比を計算し、危ない組み合わせを警告します。
「QRコード」は自由に使ってよいのですか?
QRコードは株式会社デンソーウェーブが開発した規格で、「QRコード」は同社の登録商標です。ただし規格自体はJISおよびISOで公開されており、同社は規格に沿った利用について特許権を行使しない方針を明らかにしているため、QRコードの作成・利用そのものは無償で自由に行えます。このツールが生成するコードもISO/IEC 18004に沿って作られています。
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最終更新日: 2026-08-18