画像のトリミング・切り抜きツール
写真やスクリーンショットを、好きな範囲で切り抜けます。SNSアイコンやサムネイルの規定サイズにぴったり合わせられ、丸型にも対応。画像がサーバーに送られることはありません。
画像はアップロードされません。 切り抜きはすべてこのページを開いたブラウザの中だけで行われます。選ばなかった範囲の画素は、保存されるファイルに一度も書き込まれません。
枠の中を掴んで移動、四隅と辺の取っ手で大きさを変えられます
使い方
- 画像を点線の枠にドラッグ&ドロップするか、クリックしてファイルを選びます。スクリーンショットは Ctrl+V(Macは ⌘+V)でそのまま貼り付けられます。
- 切り抜きたい範囲をドラッグして決めます。枠の中を掴めば移動、四隅と各辺の取っ手を掴めば大きさを変えられます。矢印キーで1ピクセルずつ動かせます。
- 比率や用途(SNSアイコン・サムネイルなど)を選ぶと、枠がその形に固定されます。数値で直接指定することもできます。
- 「切り抜いて保存」を押すとダウンロードされます。元の画像は書き換わりません。
切り抜いたはずの部分が、あとから復元されることがある
トリミングは「見せたくないものを画面の外に出す」目的でも使われます。 画面の端に写った通知、伝票の宛名、背景の表札などを切り落とすためです。 ところが切り抜いたはずの部分が画像ファイルの中に残り、 復元できてしまうことがあります。
2023年、スマートフォンやパソコンに最初から入っている画像編集機能で、 切り抜きや塗りつぶしをして保存した画像から、加工前の写真がほぼそのまま 復元できる問題が公表されました。原因は画像処理そのものではありません。 加工後の画像を元のファイルに上書きするとき、ファイルを短く切り詰めていなかったことです。
切り抜いた画像は元より小さくなります。同じファイルに先頭から書き込むと、 新しい画像の終わりから先に、古い大きな画像のデータが残ります。 画像を表示するソフトは終端の印を見つけたところで読むのをやめるので、 開いても見た目は正常です。しかし終端より後ろを読むプログラムを書けば、 残されたデータから元の画像を組み立て直せます。 この問題は数年前に撮影された画像まで遡って影響し、 SNSやチャットに投稿済みのファイルも対象になりました。
覚えておくと役に立つのは次の3点です。
- 加工した画像は元ファイルに上書きせず、別名で保存する。 新しいファイルとして作られるなら、残るべき古いデータがそもそも存在しません
- 加工後のファイルサイズが元と同じか大きいときは疑う。 範囲を狭めたのに小さくなっていないのは不自然です
- 切り抜きは「隠す」手段としては最後の砦にしない。 本当に見せたくないものは、切り落とす前に塗りつぶしておくと二重に安全です
このツールは選んだ範囲の画素だけを読み取り、新しい画像として組み立てます。 枠の外にあった画素は出力に一度も書き込まれず、元のファイルにも触れません (ブラウザは開いたファイルを書き換えられません)。 画面の中に消したいものが残っている場合は、 モザイク・ぼかしツールで塗りつぶしてから切り抜いてください。
トリミングしても消えないもの
スマートフォンの写真アプリでトリミングした場合、 写っている範囲は変わっても、ファイルに埋め込まれた情報は残ります。 撮影日時、カメラの機種名、そして設定によっては撮影場所のGPS座標です。 自宅で撮った写真は、どれだけ狭く切り抜いても住所が読み取れる状態のまま投稿されることになります。
このツールで保存した画像にこれらは残りません。 画像を一度ピクセルの集まりとして読み込み、描き直してから書き出しているためです。 切り抜く必要はなく埋め込み情報だけを消したい場合は、 Exif・位置情報削除ツールを使うと、 何が埋め込まれているかを確認してから消せます。
「1080×1080で」と言われたときに起きること
アイコンやサムネイルの規定は「正方形で」ではなく 「1080×1080ピクセル以上」のようにピクセル数で示されます。 ここで見落とされがちなのが、切り抜いた範囲がその数より小さいと、 引き伸ばして水増しすることになるという点です。
300×300で切り抜いた範囲を1080×1080にすると、縦横それぞれ3.6倍に拡大されます。 画素は増えず、隣り合う画素の間を推測で埋めるだけなので、 輪郭がぼやけた眠い画像になります。 「アイコンにしたら急に画質が悪くなった」の原因はたいていこれです。 保存してからでは、元画像が悪かったのか操作を間違えたのか判断できません。
このツールは拡大が起きる場合に保存前に警告します。 対処は単純で、元の画像でもっと広い範囲を選び直すか、より大きい元画像を使うことです。 逆に、切り抜いた範囲が規定より大きい分には問題ありません(縮小は画質を保てます)。
用途別のサイズの目安
| 用途 | 比率 | 目安のピクセル数 |
|---|---|---|
| SNS・チャットのアイコン | 1:1 | 400×400〜640×640 |
| X(旧Twitter)のヘッダー | 3:1 | 1500×500 |
| YouTube サムネイル | 16:9 | 1280×720 |
| ブログのアイキャッチ・OGP | およそ1.91:1 | 1200×630 |
| Instagram・フリマの出品写真 | 1:1 | 1080×1080 |
| ストーリーズ・ショート動画 | 9:16 | 1080×1920 |
| Web会議の背景 | 16:9 | 1920×1080 |
| 証明写真(履歴書) | 3:4 | 30×40mm相当 |
履歴書やパスポートの証明写真は、比率を合わせるだけでは要件を満たしません。 頭のてっぺんからあごまでの大きさや頭上の余白まで規定があるためです。 証明写真サイズ作成ツールにガイド線と コンビニ印刷用の面付けを用意してあるので、そちらを使ってください。
丸く切り抜くときに気をつけること
円で切り抜くと、円の外側は透明になります。 透明を保持できる形式はPNG(とWebP)だけで、 JPEGは透明を持てません。 丸く切り抜いた画像をJPEGで保存すると、透明だった四隅が白か黒で塗られ、 背景の色によっては「丸い画像の周りに四角い枠が付いている」状態になります。 このツールでは円を選ぶと保存形式をPNGに固定しているのはこのためです。
もうひとつ、SNSのアイコンは丸く切り抜かないほうがよい場合があります。 多くのサービスは正方形の画像を受け取り、表示するときに自分で丸く切り抜きます。 あらかじめ丸くした画像を上げると二重に切られ、 縁の部分が欠けたり、四隅の透明が白い縁として残ったりします。 円形PNGが役に立つのは、資料やスライドに貼る、Web会議のプロフィール画像にするなど、 背景の上に丸い画像として置きたいときです。
「切り抜き」には2つの意味がある
検索でこのページに来る方の中には、 背景を消して人物や商品だけを残したい方もいます。 これは範囲のトリミングとは別の処理で、このツールではできません。 背景と被写体を見分けるには判定モデルが必要で、 ブラウザに読み込ませると数十MBの追加ダウンロードが発生します。 「ページを開いたらすぐ動く」「何も送信しない」という作りと釣り合わないため、入れていません。
被写体だけを抜きたい場合、次の方法なら端末の中だけで処理できます。
- iPhone / iPad… 写真アプリで被写体を長押しし、「コピー」または「共有」
- Windows… ペイントまたはPowerPointの「背景の削除」
- Android… Google フォトの消しゴムマジックや、機種ごとの切り抜き機能
背景を消す処理をうたうオンラインサービスの多くは、画像をサーバーへ送って処理します。 商品写真ならともかく、人物が写っている画像では送り先を確かめてから使ってください。
このツールの仕組み
ブラウザに標準搭載されているCanvasの機能だけを使い、 読み込んだ画像から指定された範囲の画素を読み取って、新しい画像として書き出しています。 通信は一切発生せず、画像データは端末のメモリから出ません。 回数制限も透かしもなく、ページを閉じれば読み込んだ画像もメモリから消えます。
切り抜いた範囲を大きく縮小する場合は、半分ずつ段階的に縮めています。 一気に縮めると、縮小後の1画素に元画像の数画素しか反映されず、 細い線や文字が消えてしまうためです。 切り抜いたあとに容量を小さくしたい場合は、 画像リサイズ・圧縮ツールで 「1MB以下」のような指定ができます。 保存した画像がWebPで開けない、提出フォームで弾かれるという場合は 画像の形式変換ツールをお使いください。
よくある質問
画像はサーバーにアップロードされますか?
いいえ。読み込みも切り抜きも保存も、すべてお使いのブラウザ内のJavaScriptで行っています。画像がネットワークに送信されることは一切なく、ページを読み込んだあとは通信を切っても動作します。
切り抜いて捨てた部分のデータが残ることはありませんか?
残りません。このツールは選んだ範囲の画素だけを新しい画像として組み立て、別のファイルとして保存します。枠の外にあった画素は出力に一度も書き込まれません。なお2023年には、スマートフォンやパソコンの標準ツールで切り抜いた画像から、切り抜く前の写真がほぼ復元できる問題が見つかっています。原因は加工後の画像を元のファイルに上書きしたときに、ファイルの末尾に古いデータが残っていたことでした。加工した画像は元ファイルに上書きせず、別名で保存するのが安全です。
丸く切り抜けますか?
できます。「形」で円を選ぶと、枠の内側に収まる円(枠が長方形なら楕円)で切り抜かれ、外側は透明になります。透明を保持できるのはPNGだけなので、円を選ぶと保存形式はPNGに固定されます。JPEGで保存すると透明部分は白または黒で塗られ、丸く切り抜いた意味がなくなります。
背景だけを消して人物や商品を切り抜けますか?
できません。このツールができるのは「四角い範囲か円で切り取ること」です。背景と被写体を見分ける処理には数十MBの判定モデルが必要で、それを読み込ませるとページが重くなるうえ、ブラウザ内だけで完結させる方針と釣り合いません。被写体だけを抜きたい場合は、iPhoneの写真アプリで被写体を長押しする機能や、Windowsのペイント・PowerPointの「背景の削除」が端末内で処理できて安全です。
切り抜くと画質は落ちますか?
保存形式によります。PNGで保存し、出力サイズを「切り抜いたまま」にした場合、画素は元のまま書き出されるので劣化はありません。JPEGは保存のたびに再圧縮されるため、わずかに劣化します(開いて保存し直すだけで少しずつ劣化する性質があります)。もとがJPEGの写真ならJPEGのままで実用上問題ありませんが、文字が写っているスクリーンショットはPNGを選んでください。
規定のサイズを選んだら「拡大されます」と出ました
切り抜いた範囲が、指定されたピクセル数より小さいという意味です。たとえば300×300で切り抜いた範囲を1080×1080のアイコンにすると、3.6倍に引き伸ばされます。引き伸ばしても情報は増えないため、輪郭がぼやけた画像になります。元の画像でもっと広い範囲を選ぶか、より大きい元画像を用意してください。警告が出ていなければ拡大は起きていません。
写真に埋め込まれた位置情報も消えますか?
消えます。このツールは画像を一度描き直してから保存するため、Exif(撮影日時・GPS位置情報・カメラの機種名)は出力に引き継がれません。逆にスマートフォンの写真アプリでトリミングした場合は、写っている範囲が変わるだけで位置情報はファイルに残ったままです。切り抜きをせずに位置情報だけを消したい場合は、Exif・位置情報削除ツールを使ってください。
複数の画像をまとめて切り抜けますか?
1枚ずつです。切り抜く範囲は画像ごとに違うため、まとめて処理すると意図しない位置で切れてしまいます。同じ比率で何枚も作る場合は、比率を選んだまま「別の画像を選ぶ」で続けて読み込むと、設定を保ったまま次の画像に進めます。
iPhoneで撮った写真が読み込めません
iPhoneの初期設定であるHEIC形式は、多くのブラウザが表示に対応していないためです。「設定 > カメラ > フォーマット」を「互換性優先」にすればJPEGで撮影できます。撮影済みの写真は、メールやLINEに添付するとJPEGに変換されます。
ほかのツール
- 画像のExif・位置情報 削除ツール
写真のGPS位置情報・撮影日時・カメラ名を削除。何が埋め込まれているかを確認してから消せます。
- 証明写真サイズ作成ツール
履歴書・パスポート・免許用の規定サイズに切り出し。L判に面付けしてコンビニで印刷できます。
- 画像のモザイク・ぼかしツール
SNSに載せる前に、顔や個人情報をドラッグで囲んで隠せます。確実に消したいときは塗りつぶしで。
最終更新日: 2026-08-14