画像のモザイク・ぼかしツール
写真やスクリーンショットの中で見せたくない部分を、ドラッグで囲むだけで隠せます。モザイク・ぼかし・塗りつぶしから選べ、何か所でも指定できます。画像がサーバーに送られることはありません。
画像はアップロードされません。 加工はすべてこのページを開いたブラウザの中だけで行われます。画像がネットワークに送信されることはありません。
隠したい場所をドラッグして囲んでください
隠し方と強さは、囲んだすべての場所にまとめて反映されます。囲んだあとでも変更できます。
使い方
- 画像を点線の枠にドラッグ&ドロップするか、クリックしてファイルを選びます。スクリーンショットは Ctrl+V(Macは ⌘+V)でそのまま貼り付けられます。
- 隠し方を「モザイク」「ぼかし」「塗りつぶし」から選び、強さを決めます。文字や数字を確実に消したいときは塗りつぶしを選んでください。
- 画像の上で、隠したい場所をドラッグして四角く囲みます。顔・名前・住所など、何か所でも囲めます。囲み間違えたら「ひとつ戻す」で取り消せます。
- 「加工した画像を保存」を押すとダウンロードされます。元の画像は書き換わりません。
SNSに上げる前に隠しておくもの
写真を投稿してから「そこに何が写っていたか」に気づいても、 スクリーンショットを撮られていれば削除しても手遅れです。 投稿前に一度、次のものが写っていないか確かめてください。
- 顔— 本人だけでなく、背後に写り込んだ他人の顔も
- 宅配伝票・封筒の宛名— 氏名と住所と電話番号が一度に載っている
- 表札・部屋番号・郵便受け— 建物の外観と組み合わせると住所が特定される
- 車やバイクのナンバープレート
- 社員証・学生証・名札— 勤務先や学校が判明する
- 鏡・窓・眼鏡・目への映り込み— 撮影者や室内が写っていることがある
- レシートや航空券のバーコード・QRコード— 印字されていない情報が読み取れる場合がある
スクリーンショットには別の落とし穴があります。 画面上部の通知バナー、ブラウザのブックマークバーやタブの見出し、 アカウント名やメールアドレスの表示、開いたままの他のアプリなどは、 本人にとっては見慣れていて意識に上りません。 本文だけでなく画面の四辺を順に見る癖をつけると取りこぼしが減ります。
モザイクとぼかしは「元に戻される」ことがある
隠す方法としてモザイクが広く使われていますが、 モザイクは情報を消す処理ではありません。 領域を細かいブロックに割り、それぞれをブロック内の平均色で塗り替えているだけで、 元の画素の情報は「平均値」という形で残っています。
これが問題になるのは、隠した対象がありうるパターンの限られたものだった場合です。 たとえば数字が並んでいると分かっていれば、同じフォント・同じ大きさで0から9までを描き、 同じ設定でモザイクをかけて結果を突き合わせることで、元の数字を絞り込めます。 実際にこの方法でクレジットカード番号や氏名が読み取られた事例が報告されています。 ぼかしも計算としては周囲の画素を混ぜているだけなので、弱くかけた場合は同様に復元されえます。
一方で塗りつぶしは元の画素値を一切残しません。 何色だったかという情報すら残らないため、どれだけ計算資源を積んでも復元できません。 使い分けの目安は次のとおりです。
| 隠したいもの | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 氏名・住所・電話番号・カード番号などの文字 | 塗りつぶし | 文字は候補が限られるため、モザイクだと総当たりで読まれうる |
| 顔・人物 | モザイク(強め)/塗りつぶし | 顔は候補が無限にあるため、十分粗ければ実用上は判別できない |
| 背景・関係のない映り込み | ぼかし | 見た目が自然で、写真全体の雰囲気を壊さない |
| ロゴ・商品名など雰囲気だけ伝えたいもの | ぼかし・モザイク(弱め) | 何かがあることは伝えつつ、特定はさせない |
強さはどれくらい必要か
顔を隠す場合、囲んだ範囲が縦横それぞれ8ブロック程度以下に分割されていれば、 個人を見分けるのは難しくなります。逆に20ブロック、30ブロックと細かいままだと、 輪郭・髪型・肌の色の情報が残り、知っている人には分かってしまいます。
このツールの「強さ」は、元画像の画素数ではなく 囲んだ範囲を何分割するかで決めています。 画素数を基準にすると、同じ強さでも4000ピクセルの写真では細かすぎ、 600ピクセルのスクリーンショットでは粗すぎるという食い違いが起きるためです。 画面に出ているプレビューが保存される画像そのものなので、 見て判別できないと感じるところまで強くするのが確実です。
画像に残るのは見えているものだけではない
スマートフォンやデジタルカメラで撮った写真には、 Exifと呼ばれる情報が画像ファイルの中に埋め込まれています。 撮影日時、カメラの機種名、そして設定によっては撮影場所のGPS座標です。 自宅で撮った写真をそのまま投稿すると、位置情報から住所が分かってしまうことがあります。
このツールで保存した画像にはExifは残りません。 画像を一度ピクセルの集まりとして読み込み、描き直してから書き出しているためで、 元のファイルに付いていた情報は引き継がれない仕組みです。 何かを隠す必要はなく位置情報だけを消したい場合は、 Exif・位置情報削除ツールを使うと、 何が埋め込まれているかを確認してから消せます。
このツールの仕組み
オンラインのモザイクツールの多くは、画像をサーバーへ送って加工します。 しかし隠したい情報が写っている画像を、どこの誰が運営しているか分からない サーバーに預けるのは筋が通りません。 加工前の画像がそこに残っていれば、隠す意味そのものが失われます。
このツールはブラウザに標準搭載されているCanvasの機能だけを使い、 画像をピクセルの配列として読み取って、囲まれた範囲の値を書き換えています。 通信は一切発生せず、画像データは端末のメモリから出ません。 回数制限も透かしもなく、ページを閉じれば読み込んだ画像もメモリから消えます。
加工は毎回元の画像から作り直しています。 モザイクの上にモザイクを重ねる方式ではないため、 強さを何度変えても、囲む場所を取り消してやり直しても画質は劣化しません。
よくある質問
画像はサーバーにアップロードされますか?
いいえ。読み込みも加工も保存も、すべてお使いのブラウザ内のJavaScriptで行っています。画像がネットワークに送信されることは一切なく、ページを読み込んだあとは通信を切っても動作します。隠したい情報が写っている画像をどこかのサーバーに送るのは本末転倒なので、送らない作りにしています。
モザイクをかけた画像から元の内容が復元されることはありますか?
あります。モザイクは領域をブロックごとの平均色に置き換える処理で、平均値という形で元の情報が残ります。文字や数字のように「ありうるパターンが限られるもの」は、候補を総当たりして同じモザイクになるものを探すことで読み取られる場合があります。ぼかしも同様です。氏名・住所・カード番号・電話番号のような文字情報は、モザイクではなく「塗りつぶし」を使ってください。塗りつぶしは元の画素値を一切残しません。
何か所まで隠せますか?
上限はありません。囲むたびに追加され、「ひとつ戻す」で直前の1か所を、「すべて消す」で全部を取り消せます。Ctrl+Z(Macは ⌘+Z)でも戻せます。隠した場所は毎回もとの画像から作り直しているので、何度やり直しても画質は劣化しません。
モザイクの強さはどのくらいにすればいいですか?
顔を隠す場合、囲んだ範囲が8ブロック程度以下に分割されていれば個人の判別は難しくなります。このツールの強さは画像の画素数ではなく「囲んだ範囲を何分割するか」で決まるため、4000ピクセルの写真でも600ピクセルのスクリーンショットでも同じ見え方になります。プレビューが仕上がりそのものなので、判別できないと感じるところまで強くしてください。
保存形式はPNGとJPEGのどちらを選べばいいですか?
スクリーンショットや文字が写っている画像はPNGを選んでください。JPEGは圧縮のときに輪郭付近がにじむため、文字が読みづらくなります。写真はJPEGの方がファイルサイズが小さくなります。読み込んだ画像の形式に合わせて初期選択が変わるので、迷ったらそのままで問題ありません。
写真に埋め込まれた位置情報も消えますか?
消えます。このツールは画像を一度ピクセルの集まりとして描き直してから保存するため、Exif(撮影日時・GPS位置情報・カメラの機種名など)は出力に引き継がれません。逆に言えば、加工せずに元の画像をそのままSNSに上げると位置情報が付いたままのことがあります。何も隠す必要がなくExif情報だけを消したい場合は、Exif・位置情報削除ツールの方が確認しながら消せて便利です。
iPhoneで撮った写真が読み込めません
iPhoneの初期設定であるHEIC形式は、多くのブラウザが表示に対応していないためです。「設定 > カメラ > フォーマット」を「互換性優先」にすればJPEGで撮影できます。撮影済みの写真は、メールやLINEに添付するか、写真アプリの「複製」から編集操作を経由するとJPEGに変換されます。
丸や自由な形で隠すことはできますか?
四角形のみです。隠し漏れは形が複雑なほど起きやすく、また輪郭の形そのものが情報(何を隠したか)になることもあるため、確実に覆える四角形に絞っています。丸い範囲を隠したい場合は、それを含む四角形で囲んでください。
ほかのツール
- 画像のExif・位置情報 削除ツール
写真のGPS位置情報・撮影日時・カメラ名を削除。何が埋め込まれているかを確認してから消せます。
- 証明写真サイズ作成ツール
履歴書・パスポート・免許用の規定サイズに切り出し。L判に面付けしてコンビニで印刷できます。
最終更新日: 2026-07-29