画像の形式変換ツール

WebP・PNG・JPEGを相互に変換します。複数まとめて変換してZIPで受け取れます。拡張子と中身が食い違っているファイルは読み込んだ時点で指摘します。画像がサーバーに送られることはありません。

画像はアップロードされません。 変換もZIPの組み立ても、すべてこのページを開いたブラウザの中だけで行われます。画像がネットワークに送信されることはありません。

使い方

  1. 変換したい画像を点線の枠にドラッグ&ドロップします。クリックしてファイルを選ぶこともでき、複数まとめて選んでもかまいません。スクリーンショットは Ctrl+V(Macは ⌘+V)でそのまま貼り付けられます。
  2. 保存形式からJPEG・PNG・WebPのいずれかを選びます。読み込むと同時に変換が始まるので、待ち時間はありません。
  3. JPEGを選んだ場合は、透明な部分を塗りつぶす背景色を選べます(既定は白)。画質のつまみで容量とのつり合いも調整できます。
  4. 1枚ずつ保存するか、「まとめてZIPで保存」で1つのファイルにまとめて受け取ります。元のファイルは書き換わりません。

拡張子を .jpg に書き換えても JPEG にはならない

「JPEGで提出してください」と言われたとき、 ファイル名の末尾を .png から .jpg に打ち直して済ませていないでしょうか。 これはまず通りません。拡張子はファイルの中身を説明する名札であって、 中身そのものではないためです。名札を貼り替えても、中に入っているデータは PNGのままです。

ややこしいのは、それでもたいてい開けてしまうことです。 WindowsのフォトビューアもMacのプレビューもブラウザも、拡張子ではなく ファイルの先頭数バイトを読んで形式を判断しています。画像形式にはそれぞれ 決まった並び(マジックナンバー)があり、たとえばJPEGは FF D8 FF、 PNGは 89 50 4E 47 で始まります。ここを見れば名前が何であろうと 正体が分かるので、手元では問題なく表示されます。

問題が出るのは提出先です。ファイルの受け付けを拡張子だけで判定している 申請フォームや、拡張子どおりの読み込み処理を選ぶ業務システムでは、 中身との食い違いがそのまま「読み込めません」「形式が正しくありません」という エラーになります。手元では開けるのに提出できない、という 原因の分かりにくい状況はこうして生まれます。

このツールは読み込んだファイルの先頭を実際に読んで形式を判定します。 拡張子が中身と食い違っていれば、その場で「拡張子は .jpg ですが中身はPNGです」と表示します。 そのうえで変換すれば、名前だけでなく中身ごと目的の形式になります。

WebPが開けない・提出できないときにすること

Webサイトから保存した画像が .webp になっていて、 いつものソフトで開けないという相談はよくあります。 WebPはGoogleが公開した比較的新しい形式で、 同じ画質ならJPEGより2〜3割軽くなるためWebサイトで広く使われるようになりました。 ブラウザはどれも表示に対応していますが、 ブラウザの外に出ると事情が変わります。 古い画像ビューア、社内の業務システム、印刷所の入稿フォーム、 年賀状ソフトなどでは、まだ受け付けていないものが少なくありません。

対処は単純で、JPEGかPNGに変換することです。判断の基準は その画像に文字が写っているかどうかで、 写真ならJPEG、スクリーンショットや図表ならPNGを選べば大きく外しません。 なお、WebPからJPEGへの変換では画質がわずかに落ちます。 WebPの時点ですでに情報が捨てられており、 JPEGにする際にもう一度捨てることになるためです。 元のWebPファイルは消さずに残しておくことをおすすめします。

形式ごとの向き・不向き

形式 向いているもの 透明 特徴
JPEG 写真、風景、人物 保てない 色数の多い画像を大きく圧縮できる。どんな環境でも開ける最も安全な選択
PNG スクリーンショット、イラスト、図表、ロゴ 保てる 画質が落ちない。写真では容量が大きくなる
WebP Webサイトに載せる画像 保てる 同じ画質でJPEGより2〜3割軽い。ブラウザ以外では開けないことがある
GIF 単純なアニメーション 保てる(1色のみ) 色数が256色に制限される。静止画では使う理由がほぼない
HEIC iPhoneでの撮影・保存 保てる 容量あたりの画質は最良だが、対応環境が非常に狭い

迷ったときはJPEGを選んでください。画質の面で最良の選択になることは まずありませんが、相手の環境で開けないという事故が起きません。 提出物や、送る相手の環境が分からない場合はこれが正解です。 逆に、自分のWebサイトに載せる画像のように相手が特定できる場合は、 WebPを選んだほうが表示が速くなります。

透明な背景はJPEGでは保てない

ロゴやアイコンのPNGには、背景が透明な部分があります。 これをJPEGに変換すると、透明という情報は失われます。 JPEGの仕様に透明度を記録する場所がないためで、 設定でどうにかなるものではありません。

ここで問題になるのは、透明だった部分が何色になるかです。 多くの変換処理は、透明部分の色情報をそのまま使います。 透明なピクセルは色が未定義のまま0(=黒)になっていることが多いため、 結果として背景が真っ黒なJPEGができあがります。 白い背景を想定していた人にとっては予想外の結果ですが、 原因が透明度にあると気づくのは簡単ではありません。

このツールは、透明を持ちうる形式からJPEGへ変換するときに あらかじめ背景色を敷いてから画像を描いています。 既定は白で、必要なら色を選べます。 透明のまま残したい場合は、変換後の形式にPNGかWebPを選んでください。 どちらも透明度を保存できます。

iPhoneのHEICはブラウザでは変換できない

iPhoneで撮った写真は、初期設定ではHEICという形式で保存されます。 同じ画質ならJPEGの約半分の容量になる優れた形式ですが、 対応している環境が非常に狭いという弱点があります。 Windowsでは追加の機能拡張が必要で、ブラウザに至っては表示すらできません。

このツールもHEICの変換には対応していません。 ブラウザにHEICを解読する機能がなく、対応するには数MBのライブラリを 読み込ませる必要があるためです。ページを開くたびにその通信量を 全員に負担させることになるので、採用していません。

かわりに、iPhone側の設定を変えるのが確実です。 「設定 > カメラ > フォーマット」を「互換性優先」にすると、 以後の撮影はJPEGで保存されます。すでに撮影済みの写真については、 メールやLINEに添付する、AirDropで送る、写真アプリで「複製」してから 編集操作を挟むといった方法で、自動的にJPEGに変換されます。 なお、HEICファイルをこのツールに読み込ませた場合は、 「読み込めません」ではなく「HEICなので変換できない」と表示されます。 原因が分かれば対処にたどり着けるためです。

このツールの仕組み

オンラインの画像変換サービスの多くは、画像をサーバーへ送って処理します。 枚数制限や待ち時間があるのは、その処理に費用がかかっているためです。 このツールはブラウザに標準搭載されているCanvasの機能だけを使っているので、 通信は一切発生せず、画像データは端末のメモリから出ません。 ページを閉じれば読み込んだ画像もメモリから消えます。

複数枚をまとめて保存するときのZIPファイルも、 サーバーではなくブラウザの中で組み立てています。 ZIPは「ファイルの中身」と「どこに何が入っているかの目次」を並べただけの 単純な構造なので、外部のライブラリを使わずに書き出せます。 なお、この目次を作るときは中身を圧縮していません。 JPEGやPNGはすでに圧縮済みで、もう一度圧縮しても数%も縮まないうえ、 処理時間だけが増えるためです。

形式の判定にも触れておきます。読み込んだファイルの先頭1,024バイトを読み、 形式ごとに決まった並びと突き合わせています。 たとえばAVIFとHEICはどちらも動画と同じ器(ISO基本メディアファイル形式)を 使っていて先頭はまったく同じなので、その中に書かれた「ブランド」まで 読まないと区別できません。ここを取り違えると、 読み込めない理由の案内が逆になってしまいます。

サイズも同時に変えたい場合は画像リサイズ・圧縮ツールが 「1MB以下」のような容量指定に対応しています。 撮影場所などの情報だけを消したい場合は Exif・位置情報削除ツール、 写り込んだ個人情報を隠したい場合は 画像のモザイク・ぼかしツールをお使いください。

よくある質問

画像はサーバーにアップロードされますか?

いいえ。読み込み・変換・ZIPの組み立てまで、すべてお使いのブラウザ内のJavaScriptで行っています。画像がネットワークに送信されることは一切なく、ページを読み込んだあとは通信を切っても動作します。枚数や回数の制限、透かしの追加もありません。

WebPが開けません。JPEGに変換すれば見られますか?

はい。WebPはWeb向けに作られた比較的新しい形式で、ブラウザでは表示できても、古い画像ビューアや業務用のソフトでは開けないことがあります。このツールでJPEGかPNGに変換すれば、ほぼすべての環境で開けるようになります。写真ならJPEG、文字や図が入っているならPNGを選んでください。

拡張子を .jpg に書き換えるだけではだめですか?

だめです。ファイル名の拡張子は中身の説明であって、中身そのものではありません。PNGファイルの名前を .jpg に変えても、中身はPNGのままです。多くの画像ビューアは中身を見て開くので気づきにくいのですが、拡張子で受け付けを判定する提出フォームや、拡張子どおりのデコーダを使うソフトでは弾かれます。このツールは読み込んだファイルの先頭を調べ、拡張子と中身が食い違っている場合に画面上で指摘します。

透明な背景のPNGをJPEGにすると背景はどうなりますか?

JPEGは透明度を保存できない形式なので、透明だった部分は単色で塗りつぶされます。何も指定しないと黒く沈むことが多いため、このツールでは既定で白を敷き、色を選べるようにしています。透明のまま残したい場合はPNGかWebPを選んでください。

iPhoneのHEIC写真を変換できますか?

できません。HEICはブラウザが表示に対応していない形式で、対応するには数MBのライブラリを読み込む必要があり、このサイトの方針に合わないためです。かわりにiPhone側の設定を変えてください。「設定 > カメラ > フォーマット」を「互換性優先」にすると、以後はJPEGで撮影されます。撮影済みの写真も、メールやLINEに添付するとJPEGに変換されて送られます。なおHEICを読み込んだ場合、このツールはその旨を画面に表示します。

何枚までまとめて変換できますか?

一度に50枚までです。上限を設けているのは、すべての画像を同時にメモリへ展開するため、枚数が多いと端末によってはブラウザが停止するためです。50枚を超える場合は分けて処理してください。

変換すると画質は落ちますか?

JPEGやWebPへ変換する場合は多少落ちます。これらは情報を捨てることで容量を小さくする形式のためで、画質のつまみで調整できます。PNGへの変換では画質は落ちません。なお、すでにJPEGの画像をもう一度JPEGとして保存し直すと、劣化が積み重なります(世代劣化)。元のファイルは消さずに残しておいてください。

写真の位置情報(Exif)は残りますか?

残りません。このツールは画像を一度ピクセルの集まりとして描き直してから保存するため、撮影日時・GPS位置情報・カメラの機種名などは出力に引き継がれません。ただし撮影方向の情報(Orientation)は反映したうえで描いているので、写真が横倒しになることはありません。形式は変えずにExifだけを確認・削除したい場合は、Exif・位置情報削除ツールをお使いください。

ほかのツール

最終更新日: 2026-08-03